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更年期症状に多いめまい症状、実は更年期以外でもめまいは出やすい

2022.04.17

更年期症状に多いめまい、その起こるメカニズムとは

更年期の原因は女性ホルモンだけど、めまいの原因は自律神経の乱れ

更年期障害は閉経に伴い卵巣の働きが衰えて女性ホルモンである「エストロゲン(卵胞ホルモン)」の分泌が減少することで起こります。エストロゲンの分泌によって自律神経が反応し身体の機能が調整されています。しかし、エストロゲンの減少によりその自律神経の調整が効かなくなり様々な機能の不調が起こることを更年期障害といいます。またエストロゲンの減少にも波があり、増減を繰り返しながら減少してくためその波によって症状が重く感じてきます。この増減する波を「ゆらぎ」と呼びます。 このエストロゲン(女性ホルモン)と自律神経(交感神経と副交感神経)の関係性が崩れることでめまいは出やすくなります。 しかし更年期障害(更年期症状)で最も訴えが多いのがこのめまい症状ですが、それ以外でも自律神経が乱れるとめまいが起こりやすくなります。

最近増えてきている気象病(気圧の変化)による体調不良

「雨が降る前の日に体調を崩しやすい」「曇天の日にズキズキと頭痛がしてくる」といった人が増えています。このような天候によって起こる体調不良を気象病と呼びます。この気象病の中にもめまいが含まれます。

耳の内側にある「気圧センサー」によって気象病(天気痛)、めまいが引き起こされている

気圧の変化を感じる機能は鳥類の耳に存在しており、悪天候に備える行動を取るために機能が働いていることが知られています。しかし、この気圧の変化を感じる機能は哺乳類では十分に証明されていませんでした。それがマウスの実験によって哺乳類にも存在していることが最近わかったようです。低気圧の状態になると内耳の「前庭器官」からの感覚情報が集まる延髄の細胞内で興奮状態になります。この興奮状態が痛みを呼び覚ましたり、気分の落ち込みやめまい・耳鳴りなどを引き起こします。最近増えている気象病によるめまいはこの気圧の変化に脳が興奮して反応しているのが原因になります。

更年期症状と気象病(天気痛)の症状はとても似ている

気象の変化によって起こる「気象病(天気痛)」は天気に影響を受けて症状が出るものですが、その症状は更年期症状ととても似ています。 ・頭痛 ・神経痛の悪化 ・めまい ・肩こり・首痛 ・腰痛 ・眠気 ・耳の症状 ・気分の落ち込み ・うつ ・不安症 など多岐にわたります。

慢性的な肩こり・首こりも気圧センサーが反応してしまうので要注意

耳の奥にある気圧センサーですが、実は首や肩の筋肉に周りを覆われているため肩こりや首こりによって気圧センサーが刺激を受けてしまうこともあります。(近い症状にメニエール病がありますが、こちらは内耳のリンパが水膨れを起こすことで三半規管が刺激されてめまいがおきる病気です)日ごろから首や肩周りの筋肉の緊張は緩めることがめまいの予防になります。

早めの鍼灸治療が自律神経の乱れを整えて、めまい症状を抑えます

自律神経やホルモンバランスの乱れを安定させめまい症状を抑えるためには、鍼灸治療の効果です。

①睡眠作用を促す
②疲労回復を高める
③ストレスを緩和させ心を安定

が重要です。

早めに鍼灸治療を行うことで心身へのストレスに耐性ができてめまい症状を抑えることができます。


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