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三鷹の自律神経専門鍼灸院コモラボ の日記

薬の副作用からでも起こるめまい・耳鳴り・難聴に要注意

2022.04.17

めまい・耳鳴り・難聴は内耳との関係が強い

音は空気の振動からリンパ液の振動に変わる、そこが内耳の部分

音は空気の振動で耳に伝わりますが、その振動は鼓膜にぶつかり、さらにその奥の耳小骨に伝わります。耳小骨のある中耳腔まで空気で満たされていますがここで音はさらに増幅され、次に蝸牛へ伝えられます。この蝸牛の中はリンパ液で満たされていて、空気の振動として伝えられた音はここで液体の振動へと変わります。

そしてリンパ液の振動が神経細胞を刺激し大脳の聴覚野に伝わる

そしてリンパ液による液体の振動は蝸牛にある基底板が揺らします。その揺れが基底板に配列された感覚細胞に伝わります。その揺れが電気信号に変換され、蝸牛神経に送られます。この信号が脳幹を通り、大脳の聴覚野に伝わり、ここで初めて音として認識されます。

平衡機能を担っているのも内耳の役目

内耳には「音を聞く」という役目の他に体のバランスを保つための平衡機能に関する働きも担っています。内耳の蝸牛に隣接している三半規管と耳石器という場所がその平衡機能に大きく関わっています。三半規管も聴覚を司る蝸牛と同じく内側がリンパ液で満たされたチューブ状の構造をしています。その三半規管の中に平衡機能を感知するセンサーの細胞がリンパ液の動きを感知して電気信号に変換し、脳へ送られます。耳石器はカルシウムで出来た小さな石です。運動によって頭が傾くと、この耳石が少しずれます。このずれの動きに感覚細胞が感知し電気信号に変換し、脳に送ります。このように三半規管と耳石はリンパ液の中で身体の動きを感知しバランスをとることが出来るのです。

最近増えている薬の副作用によるめまい・難聴・耳鳴りに要注意

内耳に聴覚と平衡の機能が集約させているからこそ同時に起こりやすいめまいとは、景色がぐるぐると回る「回転性めまい」、体がふらついたり頭がふらふらとする「動揺性めまい」などがあります。

①くるくるめまい(回転性めまい)
「目が回る」「天井がぐるぐる回る」などのくるくるとしためまいの症状が発生します。原因疾患としては、異常脳幹・小脳出血または梗塞、脳腫瘍、メニエール病、良性発作性頭位めまい症などがあります。当院での適応疾患は首や肩周りの血流障害によるめまい、メニエール病のリンパの障害によるめまいになります

②ふわふわめまい(浮動性めまい)
「足下がふわふわする感覚」「雲の上を歩いているような足が地に着かない感覚」「頭がボーっとしてふらつく感覚」などのふわふわとしためまいの症状が発生します。原因疾患としては、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳腫瘍、前庭神経炎などがあります。当院での適応疾患は睡眠障害、不安、抑うつなどで起こる自律神経の乱れからくるめまいになります。

③耳鳴り(難聴)
耳鳴りは聴覚路の障害が関係しており、何らかの原因により蝸牛等に障害が起きたことで脳の聴覚野に蝸牛からの音が届きにくくなります。脳は音の信号を受信しづらくなるので過敏に音に反応し始めます。この聴覚野での過敏になった音の反応が耳鳴りとなって聞こえてきます。この「耳鳴りは聴覚路の障害がきっかけとなって脳で起こる」というのが、最近の考え方です。

薬の副作用で起こるめまい・耳鳴りにも注意が必要

最近では抗アレルギー薬、高血圧の治療薬、抗てんかん薬、抗うつ薬、抗不安薬などの薬でめまい・耳鳴りなどが副作用として起こることがあります。めまい・耳鳴りの症状は鍼灸治療でも十分改善が見込めます。薬の副作用などでお悩みの方、ぜひ当院で鍼灸治療をしてみてはいかがでしょうか。


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