三鷹の自律神経専門鍼灸院コモラボ | 日記 | 頭のモヤモヤ、ぼーっとする症状のブレインフォグについて

ブレインフォグの症状が出やすい病気がある

脳の疲労は脳が回復できていないとブレインフォグになる

ブレインフォグは脳の疲労によって「頭がモヤモヤする」「頭がぼーっとする」「集中力の低下」などの症状が出てきます。原因は脳に対する継続的なストレスや慢性疲労、睡眠不足、自律神経の乱れ（メンタルの不調）などの蓄積によります。その蓄積したストレスや疲労に対して脳が回復できていないことで症状が出てきます。

セロトニンやドーパミンなども低下し気分の落ち込み、うつ症状、不眠（睡眠障害）も出てきやすい

脳疲労（ブレインフォグ）の症状の中で最も多い症状は「思考力の低下、集中力の低下」ですが、その他に長期的なストレスや慢性疲労が長く続くことにより自律神経の乱れも起きてホルモン分泌の調整にも影響をもたらします。精神の安定やゆったりとした安心感などをもたらすセロトニン、意欲の向上、やる気を起こす作用、快感や幸福感をもたらすドーパミンなどの分泌が不足し、うつ症状、気分の落ち込み、不眠（睡眠障害）などの症状も起こりやすくなります。

ブレインフォグは病名ではなく症状の一つ

ブレインフォグは、病気ではないため病院で診断できるわけではありません。何かしらの原因によって引き起こされる、症状の一つだと考えられています。しかし、ブレインフォグを発症していると判断するためには、具体的な症状を医師に伝える必要はあります。なぜなら、ブレインフォグに似た症状を発症する病気と区別する必要があるからです。

医師にはしっかりと出ている症状を伝えることが大切

たとえば、「物事を覚えたり、思い出したりすることが難しい」「物事を忘れやすい」といった認知機能の低下が主な症状の場合、ブレインフォグが発症しているのか、それとも認知症やうつ病のような精神疾患が隠されているのか。判断できる情報を医師に伝えることで、より正確に判断できるようになります。ブレインフォグを引き起こす可能性がある病気は、次のとおりです。

①慢性疲労症候群
②睡眠障害（不眠症・過眠症）
③PMS（月経前症候群）
④PMDD（月経前不快気分障害）
⑤ADHD（注意欠陥多動性障害）
⑥ASD（自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群）
⑦適応障害
⑧不安障害

自律神経の乱れを整えて、脳の疲労を回復させることが大切

鍼灸治療は自律神経やホルモンバランスを整えてブレインフォグを改善できます

自律神経やホルモンバランスの乱れを安定させて疲労した脳を回復させるために鍼灸治療はとても効果です。以下のような効果があります。

①睡眠作用を高めて質の高い睡眠を促す
②睡眠の質が上がることで脳の疲労回復が高まる
③ドーパミンやセロトニンが分泌され精神の安定が高まる（リラックス効果が高まる）

様々な自律神経の乱れの症状に薬を使わずに身体に優しい治療は鍼灸治療だけ

西洋医学における自律神経の乱れの治療は薬物療法がメインになります。例えば、頭痛であれば頭痛薬・鎮痛薬、睡眠障害であれば睡眠薬、といったように西洋医学の治療は薬物が基本的であり、それは身体にとって負担が大きいものです。鍼灸治療は薬を使わずに行える治療法なので薬の副作用などで心配しておられる方、減薬や断薬を検討しておられる方の悩みに応えらえる治療方法です。ぜひ、自律神経の乱れでお悩みの方はご来院、心よりお待ちしております。


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