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意外と知られていない鍼灸の効果について

2022.04.17

鍼灸の西洋医学的な効果について

自律神経の働きについて
自律神経は交感神経と副交感神経の二種類が働いており、この2種類によって身体の各器官が調整されています。

交感神経 作用:心臓の活動の促進、血管の収縮、消化器の動きの抑制、瞳孔の散大 働き:交感神経は身体を活発に動かすための働きを担っています。

副交感神経 作用:心臓の活動の抑制、血管の拡張、消化器の動きの促進、瞳孔の収縮 働き:副交感神経は身体を安静にし、リラックスさせるための働きを担っています。

この交感神経と副交感のバランスが良いと各器官が健康的に動いていると考えます。 自律神経が乱れる2種類のパターン 自律神経はストレスも含めた刺激により乱れる傾向にあります。
また乱れには大きく①アンバランス型と②トータルパワー型の2つに分けられます。

①アンバランス型 

アンバランス型 ・交感神経と副交感神経の偏重(波の偏り)が大きい型です。 ・夜間の就寝時でも交感神経の高まりが強いままだと睡眠障害などに繋がりやすい状態です。

②トータルパワー不足型 

トータルパワー型 ・交感神経と副交感神経ともに波が弱い型です。 ・慢性的な疲労で身体が活発に動かない、食欲が湧かないなどの状態です。

ホルモンの働きについて

ホルモンは脳や各器官で分泌される物質で自律神経と相互に連携しながら体内の環境を整える役割があります。様々なホルモンが自律神経と連携しながら身体のバランスを整えています。
鍼灸と関わりのあるホルモンは以下の通りです。

1.セロトニン 働き:精神の安定(リラックス)に作用し、脳の情報処理を活発に働かせる作用があります。 不足:脳の疲労感、身体の疲労感、思考力の低下、うつ症状、不眠などが出てきます。

2.ドーパミン 働き:やる気を起こす作用、快感や幸福感(多幸感)、運動を学習し計画して実行するなどの作用があります。 不足:意欲ややる気が低下し、運動機能や学習機能も低下して身体が動かしにくくなります。

3.エストロゲン 働き:子宮内膜を厚くし妊娠の準備をします。自律神経を安定させます。骨、血管、関節を健康に保ちます。 不足:物忘れやうつ症状が出やすくなり、心臓・血管の疾患リスクが高まります。

4.プロゲステロン 働き:エストロゲンによって厚くなった子宮内膜を整えて受精卵が着床しやすい状態します。 不足:緊張や不安を伴う不眠症、月経過多、子宮筋腫などのリスクが高まります。 対応できる疾患が多く万能性の高い鍼灸治療ですが、その中でも得意の分野(効果が期待できるもの)と不得意の分野(効果が期待できないもの)があります。ぜひ、ご自身の症状と照らし合わせてご検討ください。

鍼灸治療はこの自律神経とホルモンの調整・安定に効果があります

今は精神的な安定に用いられ始めている鍼灸治療

鍼灸治療の効果には高まりすぎた交感神経を鎮静させる作用、副交感神経を働かせてリラックス効果高めるなどの効果があります。またホルモンであるセロトニンやドーパミンの調整をする作用があり、脳の疲労や身体の慢性疲労を解消・改善する効果もあります。さらに女性ホルモンの調整にも関わっておりエストロゲンやプロゲステロンなどに働きかけ生理痛や不妊症などの改善ができます。自律神経やホルモンの乱れによる不調は現代のストレス社会にとってとても重要な心にゆとりをもって日常生活を送る、夜は熟睡して身体の疲れをしっかりとって朝を爽快に起きる、という健康的な生活が保障される効果が鍼灸治療にはあります。


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