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三鷹の自律神経専門鍼灸院コモラボ の日記

「やる気・意欲が起きない」、「集中力が落ちた」、脳が疲労起こしている

2022.04.13

「やる気・意欲が起きない」、「集中力が落ちた」、脳が疲労起こしている

私たちが感じる疲れはおおまかに二つに分かれています、身体をたくさん動かすことによる原因で起こる「肉体的な疲労」と外界から受ける心へのストレスによる「精神的な疲労」の二つがあります。近年ではこの精神的な疲労に脳の自律神経の疲労が起こっており、さらにそれが全身の疲労感につながっていることもわかっています。五感の情報処理を司る脳は多量のカロリーを必要とする器官なので、身体が疲れたと感じる原因に、実は脳の疲れが関係しているようです。誰もが経験したことがある「休日にゆっくり身体を休ませたはずなのに、あまり疲れがとれなかった」、「翌日も仕事なのに何だかやる気が出ない」、というケースがあると思います。実はここには「私たちが何もせず、ぼんやりしている時でも、脳がたくさん働いてしまっている」ことの影響といわれています。何もしてないのに脳は働いている?

「デフォルト・モード・ネットワークDMN」とはぼんやりしている状態でも、脳内にいくつかの活発に働いている領域があることが研究でわかり、その活動を「デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)」と呼びます。DMNには以下のような役割があります。

①すぐに動けるように備えている

DMNは、よく自動車の「アイドリング状態」に例えられます。車のエンジンを完全に切ってしまうと、再び発車させるのに時間がかかります。エンジンが常時かかっているアイドリング状態であればアクセルを踏むだけですぐに車が発車できます。DMNも同様に脳が完全に休ませる状態だとすぐに対応する必要があるときに反応しづらいため、脳の一部(DMN)を待機状態にしておき、万が一の対応のために常時働いている状態にしています。

②脳の情報整理

DMNが正常に働いていると脳内の情報がスッキリと整理されており、蓄えられた情報がそれぞれ結びつきやすくなり、脳の情報処理もスムーズに行われます。しかし、DMNの働きが弱くスムーズに働かないと、脳内で情報がうまく整理されません。散らかったデスクのまま片付けられず脳は疲労状態になります。インプットした情報が脳に記憶として定着しづらくなったり、脳の活動自体が低下したりといった状態になります。

脳疲労によってDMNがうまく働いていない

今までは人間がぼんやりしている時は脳の活動は活発に働いていないと思われていました。しかし実際には脳内ではエネルギーを消費し活発に働いている状態「ネットワーク=DMN」が活性化されていました。DMNには蓄積した情報を整理するなど大切な役割がある一方、本人はぼんやりしているつもりでも、脳はDMNを通じて活発に活動している可能性があります。これが過剰に働き続けると、「休んだのに疲れがとれない」「やる気が出ない」「物事に集中できない」「イライラしやすい」といった「脳疲労」の状態になると考えられています。「何もしていないとかえって疲れる」と感じる人は、こうした脳疲労が続いているのかもしれません。鍼灸治療で脳疲労を改善、DMNを安定させよう脳疲労の改善には質の高い睡眠をとり脳を回復させることが重要です。この質の高い睡眠をとるために鍼灸治療が効果的です。鍼灸治療を施すことで、自律神経の乱れが調整され就寝時に質の高い睡眠作用が起こります。この睡眠作用により就寝することで脳疲労の改善が期待でき、DMNの過剰な働きも落ち着かせることができるのです。鍼灸治療は睡眠薬のように薬物を使わない治療なので副作用もなく安心・安全に受けていただくことができます。


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